世界一 2009/09/19 (Sat)

世界一ってーのはやっぱりなんであってもそれはとてつもないもんで


例えばスポーツの様に人体すべてを使うような競技にあっては


その競技に関係するファクターが多い故に並みのプレイヤーとは明らかに一線を画す


圧倒的なパフォーマンスを見せ付ける。



頭と二本の腕だけを使うようなコンピューターゲームというカテゴリーにおいても


やはり世界の頂点というのは一般のプレイヤーでは


到底想像もつかないプレーをいとも簡単にやってのけるもので


例えばFPSの様な「動いて狙って撃つ」という極簡単な３つの動作を競うゲームであっても


極限まで磨きぬいたその腕から繰り出す３つの動作は


常人の予想の範囲内を遥かに凌駕する動きを見せつける。



ゲーム内におけるファクターの多さによってFPSと対極を成すRTSは


派手なエフェクトも目を奪うような複雑な動きもなくその凄さというのが非常に伝わりにくい


１ゲームに数十分の時間を掛けて毎秒の操作の積み重ねを競う


ルールを分からない人からみたら何が起こっているのかすら分らない様な


そんなゲームだからこそ


プレイしている人間から見るとその世界一の実力というのはあまりにも衝撃的過ぎて


防衛機制でいう所の同一視じゃなくて逃避しそうになる。