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書いてあった場所は詳しく覚えてないのだけれど


「それは猫に鰹節の番をさせるようなものだ」


というめっさ引っ掛かる一文があった


まずヒトラーがコレを書いてる時に(忠実な後述筆記がなされたとして)


ドイツに鰹節というものが存在していたのかというのが気にかかる


当時のドイツに鰹節があったのならばそこでこの話は終了するのだが


まぁ間違いなくなかったであろうと思われる


なぜなら「猫は鰹節が好物」という認識は


そもそも「猫は魚が好物」という認識に基づいているものであり


この認識自体は獣の肉を食べる習慣が無かった日本人が


猫に対して身近な動物性タンパク質として魚を与えたのが始まりであり


まったくもって世界的な認識ではない


その証拠に海外では魚のキャットフードというのはほとんど見られない


要するにこの表現は訳者が


本来はドイツでありふれた認識から生まれた慣用句であったものを


日本人に理解させ易くするためにこの文章に変えた疑いが高い


ならばその文章とはいったいなんだったのだろうか・・・


それを考えると夜は6時間くらいしか眠れん


というか


このパターンだとアメリカで出版された英語版の我が闘争の問題の一文は


「それはボブにハンバーガーの番をさせるようなものだ」


になってるんじゃなかろうか







まぁ


「それはマイケルにコークの番をさせるようなものだ」


でも可
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